前回の拙ブログで、SLAYERさんとわたしの危機の乗り越え方のお話をしました。
SLAYERさんはかなり上手く対応しましたが、わたしは対応出来ずに大幅な回り道を余儀なくされてしまいました。
この違いをホロスコープで検証してみたいと思います。
まずは、わたしのホロスコープチャートから行きます。
わたしがFuneral Tickets(前記事参照:痴人、音楽を説く(1-2)SLAYERさんとわたし - 愚者は風にかく語りき)を制作した年月日でチャートを見てみると、不思議なことにアスペクトは全く何もヒットしていませんでした。おかしいな?と思い卒業年度早見表で調べ直してみると、
なんと、卒業年を一年間違えていました!
痛恨のミス!!
あの、わたし、これまでずっとこの年度で履歴書などを書いてきたのですが……
それが間違っていただなんて……_| ̄|○
思わぬ所でレクティファイ、占星術の凄さを知りましたw
ホロスコープチャートの方が本人の記憶や母子手帳の記載よりも正しい時があるとは聞いていましたが、まさか自分のチャートで体験するとは……orz
気を取り直して、早速チャートを見て行きます。
すると、曲が完成したと思しき時期の少し前から、トランジット海王星が土星とトラインとなっており、曲が完成した時期には、トランジット木星も天王星とトラインとなっておりました。これまで努力して来たことが何となく良い雰囲気になり、その良い雰囲気の中、突発的な幸運で曲が完成したと読めます。
実際、この時期のわたしは、割と調子の良い時期でした。基本的に、わたしの曲はいつもフリーのインプロビゼーションなので、即興の一発録りです。録音時間は曲の長さ×ギタートラック数です。なので、突発的に白眉の曲が出来たと言われれば、それも当てはまります。星の力を借りて佳い曲を創れたのでしょう。
一方で完成した辺りから、プログレス水星が天王星とスクエアとなっておりした。仕事で見るなら突発的なアクシデントや事故なのでしょうが、この場合は水星、ヘルメス様の原義に従って、要領の良さと読めば、この後のわたしの体たらく振りにも納得が行きます。要領良く、頭を切り替えて、金太郎飴曲製造マシーンになれれば良かったのでしょう。
ここでトランジットとプログレスの効果の大きな違いが出てしまいました。トランジットは一過性のモノ。アスペクトが通過すればお終いですが、プログレスは違います。人生を通してずっと尾を引くと言われています。それが災いしたのかも知れません。
そして、もう1つ気が付いたのですが、Funeral Ticketsが星の力を借りて偶然出来たのだとしたら、トランジット木星が去った後に、似た様な曲を再度創ろうとしても中々難しいのではないでしょうか。自分の実力以上のモノが偶発的に完成しただけだったのかも知れません(しょんぼり
星の力をフルに借りて頑張ったお陰で、身の丈よりも大きな曲をモノに出来たとして良しとしましょう(しょんぼり
続いて、SLAYERさんのホロスコープ。
バンド結成日で取れればいいのですが、調べても分かりませんでした。
そこで、世に出た日という事で、メタルブレードから発売されたオムニバスアルバムの発売日。これが次に重要な日なのですが、これも不明。仕方なくファーストアルバムの発売日の12時で作成しました。
このチャートを見て、一番最初に目に付いたのは、テイルと太陽の合、テイルと木星の合。つまり、このバンド、社会的な活動をすればするほど、人々に嫌われ敵が増え、幸運をつかんだと思って行動すると、それが原因で益々人々に嫌われると言う星の下に生まれています。
1stアルバムからPMRCに目を付けられ、件の3rdアルバムもレコード会社から発売を拒否されるなど、正しく、このハードアスペクト通りの人生ならぬバンド生。
駄菓子歌詞、それを乗り越えたからこその「スラッシュメタル界の帝王」なのでしょう。ネイタルのハードは必ずしも悪いとは限らず、それを人生の基軸として活用することで逆に人生が拓けると言いますが、正しくその通りですね。
嫌われると言うのは、良くも悪くも人に注目される訳ですから、逆人気運みたいなモノ。木星はハードであってもないよりは良いと言いますから、人気運もそうなのかも知れません。ネットの炎上商法なんかが好例ですね。
もう1つ、見事な迄の射手座ステリウムは嫌でも目につきます。
年間300本近いライブをずっと行って来た彼ららしい配置だなぁと感じますが、それ以外にもこの配置は、ヨッドが3つもあることとも関連していそう。
3つのヨッドのうちの1つ、海王星冥王星セクステルとキローンのヨッドが先ずそれで、海王星冥王星は神霊的なモノへの適正とか言いますが、憧れとして強く表れているのではないでしょうか? その上、射手座ステリウムですから理想主義者の側面が強いのです。個人的な意見ですが、SLAYERさんの歌詞からは異常な正義感の様なものをいつも感じます。正義感が強すぎて人の世を攻撃してしまう。そんな歌詞に感じています。
この攻撃的な歌詞は、冥王星水星セクステルの真ん中にキローンがある2つ目のヨッドにもよく表れています。冥王星水星で極端な言葉使いとなり、それがセクステルの吉角なのでセンセーショナルな話題となって一見上手く行っている様に見えます。しかし、真ん中のキローン、普通は癒しとか先進医療とか読むのですが、これも原義に則って神の如き御業と考えれば、演奏技術=彼らの音楽と読めます。つまり、センセーショナルな歌詞で一世を風靡出来そうなのに、音楽として世に放つと何故か今一つ上手く行かない、評価されない。うん、わたしの知っているSLAYERさんですね!
それと関連して、火地風水は6022。
気概重視の価値観。まぁ、気概重視はメタルバンドあるあるではありますが、この価値観が過激な歌詞を良しとしているのではないでしょうか?十重二十重とはいいませんが、2重3重に過激さと世に疎まれることを表す星の配置やアスペクトがあり、非常にSLAYERさんらしいと思います。
ついでに、最後のヨッドも読むと、太陽火星セクステルの中央に土星でのヨッドがあるので、人生ならぬバンド生を賭け情熱の全てを注いで頑張っているのに、今一つ評価されないと本人達は感じているのではないかなぁ。
あと感じたのは、
CFMは226。意外と周囲の意見をよく聞く調整型。これは年間のライブ本数をみれば想像が付きますね。バンド活動に限らず人間の活動は全てそうですが、ライブは特に人間関係が第一です。最近、問題になっている大型フェスの開催中止なんて、人間関係をしっかりしていれば起こり得ませんからね。
つづく